インターンシップ参加とは「当たり前」ライン!? ~”参加するだけ”では無意味な理由~
こんにちは!
大学2年のトンガリまる(@tongarimarukun)です!
僕は,インターンシップに
- 参加する側
- 運営する側
の両側で携わった経験があります。
そこで,それを踏まえて,インターンシップは
「”参加”だけでは無意味」
ということについてお話します!
無意味とは?
まず大前提として,ここでは「参加するだけ」という言葉を
「ただインターンシップに行って,言われたことをするだけ」
という風に定義しています。では,なぜそれが無意味なんでしょうか。
それは,インターンシップが「参加してて当たり前」だからです。その根拠は以下の2つです。
- インターンシップの参加者割合
- 得られる経験
1.インターンシップの参加者割合
あなたは,今,どのくらいの大学生がインターンシップに参加しているか知っていますか?
インターンに応募した事がある大学生は90.7%,参加率はなんと,78.7%にのぼります。さらに,それだけの大学生が1人平均4社のインターンシップに参加しているんです。
(共に2019年卒の数字,以下のサイト参考。)
saponet.mynavi.jp
これだけの人数が参加している現在,「インターンシップに参加したことがある」などと本選考の面接で言ったところで,アドバンテージになりそうもないですよね。
2.得られる経験
これが,一番差がつく部分です。インターンシップ参加経験がある人は,大体同じような経験をしています。
なぜかというと,業界・職種は違っても,
- 思考力
- 行動力
- 協調性
といった能力は,どこの企業のインターンでも言われるからです。
これは逆に言うと,みんな似たようなことをやってるなら,何かを「自発的に欲して手にする」だけで差別化できる。ということを意味します。
自分から,
- プレゼン資料の作り方を細かく教えてほしい
- 業界での人脈を紹介してほしい
- 課題発見の方法を詳しく知りたい
などとインターン運営・担当者に自分から発信する。
これだけで,ただ言われるままの考動では得られなかった経験・知識・スキルなどを得ることができます。また,内定を狙っている企業のインターンなどであれば,人事担当者へのアピールとしても効果的です。
おまけ
さて,補足のようなものですが,個人的におすすめなのは,
インターンの運営側を覗いてみることです。
やり方は簡単で、運営・担当者に訊いてみるだけです。
これによって,「何を求めて,何を見ているのか」ということが分かるため,アピールはしやすいです。なにより,それが分かっていれば,その場で得うる経験を効率的に得ることができます。
インターンを無駄にしないためにどうするべきか
それでは、インターンを無駄にしないためにはどうすれば良いのでしょうか。以下の2点を抑えることが効果的です。
- 自発的に動く
- 比較する
1.自発的に動く
先ほども述べましたが、自分からインターンの運営側に向けて働きかけることが重要です。受け身では、どんなに頑張っても準備された以上のもの、つまり他の参加者と同じ以上のものは得られません。
2.比較する
これも,インターンシップを,「自分の時間・労力などを自己投資として消費している」と考えれば,当然のことですね。
あなたも,何かを買う時には,似たような商品と比較したり,他の店の値段と比較したりしますよね。基本的にはそれと同じです。
ただ,少し違うのは,インターンシップの場合は事後的に比較することになるということです。いくら口コミがあっても,実際に参加しなきゃ価値はわからないですしね。人によって価値観は違うので。
インターンシップの場合は,
- 参加する
- 他の参加したインターンシップと比較する
- 違いを分析する
といった流れが大切です。
これによって,
- その企業では何を重視しているのか,
- どんな形態のインターンシップで何が得られるのか
などを導き出すことができます。
それができれば,
- 今後どんな経験をすべきか,
- 今後何を磨くべきか
などといった判断の材料にできます。
この判断を適切にすることで,自分の強みを伸ばすにも弱みを補うにも効率的に実行できます。
やみくもに行動しない
さてさて,インターンシップに参加するとき,どう動くべきかがなんとなくわかってきましたね。
ですが,これらの動きも,何も考えずやみくもにやっていては効果が薄いです。
更に大切なのは,目的です。
何を求めてインターンシップに参加するのか。あるいは,インターンシップを通してどうなりたいのか。
そういったことを考えた上で,参加するインターンシップを選ぶこと。そして,その目的を常に考えながらその実現に向けて行動すること。これが非常に大切です。
でないと,的外れな努力をしてしまうかもしれないですしね。例としては,筋トレなどと同じです。
「どこの筋肉をどう鍛えるのか。」これをイメージしながら筋トレをするか否かで,同じ筋トレでも成果が全然違う。という,よく聞くやつですね。