トンガリまるの思うところ。

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【理想像】木村拓哉主演ドラマ「HERO」の鍋島次席に憧れて

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こんにちは!
先輩力皆無のトンガリまる(@tongarimarukun)です!

皆さんは,ロールモデルっていますか?ロールモデルとは,簡単に言うと,「この人みたいになりたい」って目指す対象のことです。

僕は最近,木村拓哉さん主演のドラマ「HERO」の登場人物の鍋島次席に憧れています。その鍋島次席の素晴らしさについて,今回はお話しますね。

ドラマ「HERO」とは

そもそもHEROって何?って人のために簡単に説明しますね。

どんなドラマ?

第1期は2001年1月~3月に,続編が2014年7月~9月に,フジテレビの「月9」枠で放送のドラマです。

主演は木村拓哉さん,ヒロイン役に第1期は松たか子さん続編では北川景子さんでした。

ちなみに,僕の尊敬する鍋島次席こと鍋島 利光の役は,児玉清さんでした。

なんと,平均視聴率は34.3%、最高視聴率は36.8%各界全て視聴率30%越えの超人気ドラマです。

以下,フジテレビ公式サイトです。
www.fujitv.co.jp

あらすじ

毎日ジーパン👖の型破りな検事、久利生公平(木村拓哉)と,東京地検城西支部の面々が,悪に立ち向かうというドラマです。ヒロイン役の2人は,久利生公平の事務官(検事の助手的な人)役でした。

かなりざっくりですが,こんな感じで。(笑)

ストーリーそのものは,あまり関係ないので割愛します。興味持たれた方は見てみてください。

実は,今日まで,お昼の15時50分から再放送してました。今更感ですが。。

僕がHEROというドラマを見たのは,再放送していたからです。(笑)

HEROの鍋島次席とは

これが本題ですね!

鍋島利光児玉清)は,東京地検次席検事です。(特別編後に死去。続編には出ない)

久利生に対して絶大な信頼を置いていて,久利生が城西支部に異動になった当初には,城西支部刑事部長の牛丸(角野卓三)に対して,その期待を伝えています。

そして,そこからはひたすら,陰から見守り続けるんです。

「あれが,久利生検事ですから」

久利生の「とにかく動く」捜査は,周りに反感を呼ぶんですが,鍋島次席は,「あれが,久利生検事ですから」と優しく受け止めます。

久利生との会話

数少ない久利生との会話ですが,久利生の奔放な捜査に周りが辟易している中での,
久利生との短い会話が,もう,グッとくるんです。

久「あの...」

鍋「何です?」

久「俺って,結構迷惑かけてます?」

鍋「いいえ,まったく。」

これだけだと,ぶっきらぼうに感じますが,これを,終始優しく微笑みながら言うんです。あの,児玉さんの優しい顔でですよ。もう,たまらないです。

それも,当時,久利生のやり方に関して次席検事として,かなりの批判が集まってる中でです。

男ですね。

「不起訴。しっかり受け止めましたよ。久利生検事」

久利生の担当する傷害事件の被疑者が,自供していたところを,「やっていない」と否認し始めた回。

その事件は世間から注目を集めており,世間では,被疑者が犯人だと決めつけ,マスコミ・世論が起訴を待っていました。

その状態で,「証拠が不十分」ということで,バッシング覚悟で,久利生は被疑者を不起訴とします。

そのときの鍋島次席の言葉が,「不起訴。しっかり受け止めましたよ。久利生検事」でした。

尊敬する上司から,それも,上司もバッシングされることになる中で,これだけの言葉をもらえること。

これほどまでに気が休まることがあるでしょうか。「理想の上司」そのものです。

お前は、鍋島さんが見込んだ検事なんだから。

これは,鍋島次席の言葉ではないですが。。続編で,鍋島次席の亡き後を継いだ,牛丸次席(第1期は城西支部のトップ)の発言です。

久利生が,日本中から検察にバッシングを集めながら,裁判をしている中で久利生に言った言葉が,「お前は、鍋島さんが見込んだ検事なんだから。」でした。

牛丸は,当初,久利生を厄介者扱いしていました。しかし,そんな人間にもこれだけのことを言わせる。それも,次席として記者会見で矢面に立って世間の批判を浴び,夜中でも仕事に追われるという状態の中で。

いかに鍋島次席がすごい人なのか,わかるエピソードですよね。

久利生との関係性

なにより,これらのセリフを際立たせるのが,鍋島と久利生の関係性です。

なんと,鍋島と久利生は4回しか話したことがないんですよ。

久利生が検事を志すきっかけは,彼が学生時代に取り調べを受けた検事に憧れた,(その検事と鍋島は同期)というものでした。

中卒の久利生が司法試験に通ったんですから,もちろんすさまじい努力をしたことでしょう。(本人もそう言っています)

そして,鍋島次席がその検事から話を聞いていた可能性もあります。

けれど,それだけなんです。それだけの関係性でここまでの信頼。そして対応。カッコ良すぎます。

久利生からの思い

そんな鍋島次席を,久利生が尊敬しないわけがないですね。

作中では,常にそういったそぶりは見せていましたが,続編の最終話では,鍋島次席の墓参りをしながらこう語っています。


「実はよく知らないんだわ。でも,遠くからいっつも見守っててくれる。俺,鍋島さんがいたから,検事続けられたんだと思う。」

このシーン,泣いちゃいました。久利生にもその思いは伝わっているんだなと。

まとめ

僕は,鍋島次席の中に,次のようなものを見ました。

  • やさしさ
  • カッコよさ
  • 理想の上司像,先輩像

彼のような,やさしさで他人を包める人間になりたい。

彼のような人間の下で,部下が伸びないはずもないですし。なんなら,彼のような人間の下で働きたい。

毅然とした,それでいて優しさにあふれた,鍋島次席のような人間を目指したいと思いました。

最後ですが,僕はおそらくドラマHEROの魅力を全く伝えきれていないです。ぜひみなさん,「HERO」見てみてください!!