【簡単診断】紙とペンだけ!自己分析のやり方(シートいらず)!自己分析以外にも転用できる!
こんにちは!大学生のキャリアを見るトンガリまる(@tongarimarukun)です!
自己分析ってみなさんやったことありますか?
就活生はもちろん,面接を控えた受験生をはじめ,自分の人生を生きる皆さんには必須ですよね。
ストレングスファインダーなんかは,皆さん聞いたことあるんじゃないでしょうか?
今回は,大学生のキャリアに触れるトンガリまるが考えた,自己分析のやり方を皆さんにご紹介します。
なお,タイトルにもある通り,この方法は,自己分析以外にも使えます。
なぜなら,元になった手法はいずれも自己分析のツールではないからです。
大学生向けのイベントで講師として実際に実施したものを,少し内容を改訂してお送りしますね。
自己分析の新定番-どんなツール?-
今回の自己分析のやり方は,主に2つのツールを組み合わせたものとなります。なので,僕の完全オリジナルとは言えないかもですね。
その2つのツールとは,
- 紙一枚にまとめる技術(一部)
- なぜなぜ分析(why⁵)
です。
第一段階で「紙一枚にまとめる技術(一部)」を,第二段階で「なぜなぜ分析」を使います。
紙一枚にまとめる技術(一部)とは
こちらは,浅田すぐるさんの著書である『トヨタで学んだ「紙一枚!」にまとめる技術』の一部から着想を頂いたものです。
こちらの本は先輩から勧められて購入したのですが,めちゃめちゃオススメです。
今回はこの著書の一部から着想を頂いたのですが,他にも様々な場面で利用可能なノウハウが詰まってる一冊となっています。
企画書などをまとめる際にはもちろん,プレゼン準備やイベント設計など,様々な場面で利用できるノウハウがてんこ盛りでした。
なぜなぜ分析(why⁵)とは
なぜなぜ分析,もしくはwhy⁵(whyの5乗)というのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
こちらは,何らかの問題に対して,その要因を考え,その要因が発生した要因をさらに考え...という風に,要因を突き詰めることで,問題解決に必要な対策を見つけ,検証する方法です。
具体例でみてみましょうか。
【問題】学校の試験の点数が下がった
この問題に対して,分析してみましょう。
Q1.なぜ,点数が下がったのか
A.解答時間が足りなかったから
Q2.なぜ,解答時間が足りなかったのか
A.試験中に寝てしまったから
Q3.なぜ,試験中に寝てしまったのか
A.寝不足だったから
Q4.なぜ,寝不足だったのか
A.前日の夜に徹夜で一夜漬けしたから
Q5.なぜ,一夜漬けが必要になったのか
A.それまでコツコツ対策しなかったから
つまり,今回の試験で点数が下がった原因は,一夜漬けにあったわけです。
コツコツ勉強していれば,いい点がとれたという風に考えられますね。
こんな感じです。どうでもいいですが僕は直前の休み時間に必死で詰め込んでました。一夜漬けより良くないですね。(笑)
こんな風に,なぜ?になぜ?を重ねることから,「なぜなぜ分析」と呼ばれます。
また,例のように大体5回ほど繰り返すので,「why⁵(whyの5乗)」とも呼ばれます。別に4回でも6回でも大丈夫です。(笑)
やり方
それではさっそく,本題に入っていきましょう。
0.準備するもの
準備するものは、以下の2つだけです。
- 紙(ノートでも可)
- ペン(2色)
紙は多めにあるといいかもしれませんね。
この紙に,シートとして使うためのマスを作成します。4×4~5×5くらいですね。
マスの中に単語を書くので,大きめのマスがいいです。
↓こんな感じ↓
1.要素を集める
さて,手順に入っていきましょう。まずは,分析するための「データ」を集めます。
なぜなぜ分析の説明のところで言う「問題」にあたる部分です。
「あなたを説明するための材料となる”単語”」
これを,マスに書いていきマス。(笑)
16個前後くらい書くといい気がします。(無根拠。体感です。。)
数は多ければ多いほどいいです。質より量なので,「こんなの書いても...」って感じのも書き出しましょう。ブレインストーミング的なやつですね。
↓トンガリまるの例ははこちら↓
...なかなかカオスですね。(笑)
2.キーワードの抽出
書き出し終わったら次に,別の色のペンで外せないキーワードを○で囲んでください。
目安は3~5個ほどですかね。多かったり少なかったりしても大丈夫です。
基準は直感でいいです。深く考えない方が,本質的なものを選びやすいので。基準がほしい,という場合は,「それ単体について語れる」モノを選んでみてください。
↓トンガリまるの例ははこちら↓
なんでTwitter入ってんだろ?(笑)
3.分析する
ここまでで,必要なデータがそろったので,分析に入ります。
使うツールはもちろん,なぜなぜ分析(why⁵)です。
先ほど丸を付けた要素のどれか1つを選んでください。同じことを他の要素にもするので,適当に選んで大丈夫です。
その要素について,「なぜ,その要素が自分を紹介するキーワードなのか」という問いから始めて,「それはなぜ?」と掘り下げてみてください。
回数は問いませんが,3回以上は掘り下げてみてほしいです。(根拠はないです。)
なお,掘り下げる回数は多いほどいいです。掘り下げられない,となったら,1つ前の「なぜ?」に戻って,他の答えを考えてみてください。
これを,例のように書き出してみましょう。
↓トンガリまるの例ははこちら↓
4.整理する
これで仕上げです。最後に,エピソード化しましょう。これは極めて簡単です。
「なぜ」から始まる問いを全て,上向きの矢印に変えてください。
これだけで,あなた自身について,説明できうるエピソードの形にあなたを分析できました。
自身で分析するだけでなく,そのままトーク材料にできるので就活や面接対策など自己紹介にピッタリですね。これを選択した残りの要素にも行いましょう。
↓トンガリまるの例ははこちら↓
5.おまけ-分析全体の文章化
こちらは本当におまけです。書かんくてもわかるわ!!くらいな。
手順4までで,自身についてのエピソードが,いくつか作れたと思います。
最後に,これらをまとめて,「あなたはこんな人間」みたいなトーク・文章ににするやり方です。
とても簡単で,手順2までで使った紙を取り出します。そして,丸を付けた要素を矢印で結びます。
矢印は,文の構成とイコールです。時系列,関連性,重要度...あなたが文を構成したい順に結んでください。
↓トンガリまるの例ははこちら↓
それが終わったら,あとは矢印をつなぎの文章に変えたら完成です。これで,あなたを紹介する文が完成しました。
いかがでしたでしょうか。
このやり方を使えば,簡単に自己分析を行うことができます。
また,自己分析以外にも,何かを突き詰めて考えたいときには,
手順1の「”あなた”を説明するための材料となる”単語”」の「”あなた”」の部分を,その何かに変えればOKです。
自己分析を生かす場は??
ここまでで,分析のやり方と明文化の方法はばっちりですね!
でも,自己分析のやり方はわかったんだけど,そもそも,どうやってそれを生かせばいいかわからない..そんな人も多いんじゃないでしょうか??
そんな皆さんに,今回は,キャリア選択に役立つサイトをご紹介しますね!
就活・インターンシップ
学生の皆さんのインターンシップや就活に関しては,当ブログでの発信はもちろん,リクルートキャリアや,マイナビ,キャリタス就活などが大手サイトですね!
また,インターン参加にあたって気を付けることを,以下の記事にまとめてますのでよかったらどうぞ!
tongarimaru.hatenablog.com
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